2014年5月28日水曜日

マルティーヌ・リード氏(リール第三大学)講演会

講演「19世紀に女性が小説を書くということ」
マルティーヌ・リード氏(リール第三大学)
Martine Reid, Professeur de langue et littérature françaises, Université deLille-3
     
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終了しました。多数お集まりいただきありがとうございました。
2014年5月23日(金)18:30から20:30まで   東京恵比寿・日仏会館ホール
司会・西尾治子(本会会員・跡見学園女子大学)<
【主催】日仏女性研究学会

【共催】日仏会館フランス事務所、日本ジョルジュ・サンド学会
【企画】「女性作家を読む」会
逐次通訳・吉川佳英子(本会会員・京都造形芸術大学)
*企画の趣旨
1789年の大革命から第一次大戦にかけ、「ものを書く女性たち」は多くの問題に直面した。女性作家は明らかに数の面では増えたと思われるにもかかわらず、彼女たちにはあらゆる困難が待ち構えていた。とりわけ波瀾万丈の人生を送ったジャンリス夫人、スタール夫人、ジョルジュ・サ ンドにこの傾向が顕著で あったが、このほか当時の男性中心の出版界との関わりの中で葛藤し苦難を克服し書物を著した女性として、オルテンス・アラール、デルフィーヌ・ド・ジラル ダン、マリー・ダグー、フローラ・トリスタンが、またその後に登場したラシルド、アンドレ・レオ、セヴリーヌ、マリー・デレムなどの女性作家たちを挙げる ことができるだろう。彼女たちのフェミニスト運動への参加の多様性、政治的に異なる様々な立場、メデイアや出版界との関わり、教育や宗教との相関性の問題 など、文学分野の女性たちを通してみえてくる時代の諸問題と女性が書くことの連関性を解き明かす。

*講演者のプロフィール
リール第三大学教授。19世紀フランス文学研究者で、『文学における女性たち』(2010)、『ジョルジュ・サンド』(伝記/エルネスト・モンチエス賞受 賞/2013)など女性作家に関する多数の著作がある。スタンダール、バルザック、サンド、ドーデ、ミストラルに関しガリマール社(クワルト、フォリ オ)、アシェット社、アクト・シュッド出版社から刊行した文学批評書は30册を超える。さらに「女性作家フォリオ2ユーロシリーズ」(ガリマール社)の出 版を監修し、マルグリット・ヴァロワ、マダム・カンパンの手記(マリー・アントワネットの女官)、フローラ・トリスタン、ボーヴォワールなど20冊の刊行 も手がけている。現在は2016年に刊行予定の共著『文学における女性史』に着手しているところである。

2014年5月7日水曜日

連続学習会 フランスのワーク・ライフ・バランス:第1回


「フランスのワーク・ライフ・バランス 
―男女平等政策:EU、フランスから 日本へ」
第1回
5月17日(土)14:00~16:00
日本大学法学部3号館323講堂
入場無料
「フランスの家族政策―社会全体が支える子どもの育ち」
講師:舩橋惠子(静岡大学名誉教授、日仏女性研究学会会員)
コメンテーター:橋爪幸代(東京経済大学准教授)

主催:日仏女性研究学会
参加申し込み:石田久仁子 RXF07546@ nifty.com (空白をつめてください)

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